やっぱり開催国の選手には、ひいき目になるんですね。ひいき過ぎなのか妥当なのかがよく分からないです。
2011年 12月 16日
(埋め込み無効となっておりますのでクリックしてみてくださいね)
実はまだ、ちゃんとEXを見てないんです。
明日休みだからみようかな~と思います。
さてさて…
タイトルの内容の記事はこのコラムを読んで思ったことです。
http://number.bunshun.jp/articles/-/178438
まったく予想していなかった形で、悲しいGPファイナルの開幕となった。
3年ぶりにファイナルに進出した浅田真央が、母親の危篤という知らせを受けて8日に急遽帰国。残された選手たちも衝撃を受け、関係者みんなが回復を祈っていたが、願いも空しく翌日9日、浅田舞、真央姉妹の母親である匡子(きょうこ)さんの訃報がもたらされた。スケート関係者の間では知らないもののない、凛とした気品のある女性だった。
大多数の選手にとって、母親とのきずなは普通以上に強いものだ。幼少時から母親が身を削るようにして、影のように付き添いながらスケート活動を支えている。突然の悲報はどの選手にとっても他人事ではなく、カロリナ・コストナーも知らせを聞いて涙を流したという。特に日本の選手にとっては、精神的に影響もあったことだろう。
鈴木明子は「自分にできることは精いっぱいの演技」と決心した。
そんな中で、日本の選手は精いっぱい戦った。
鈴木明子は、SP、フリーともに細かいミスはいくつかあったものの、大きく崩れることなく全体をまとめて2位に入賞した。SPでは初めて3フリップ+3トウループのコンビネーションに挑戦する予定をしていたが、フリップの着氷が不安定で実現できなかったことが、何より悔しかったという。
浅田が欠場したことに対する精神的な影響について聞かれると、「今の私にできることは、自分にとって精いっぱいの演技をすることと思った。いったん氷の上に出たら、気持ちを切り替えることができたと思います」と語った。
「氷の上に出て滑ることができることに感謝をしながら滑りました」という言葉の通り、フリーの歌劇「こうもり」では始終柔和な表情を崩さずに、滑る喜びを最後まで表現した。だが本人は、「順位的には、GPファイナルでは自己ベスト。でも演技の内容には満足していない。思ったような滑りができなかった」と自分に厳しい評価をくだした。ベテランの年齢域に達してから本格的に3+3の練習をはじめたという頑張り屋さんだけあり、自分に対する要求が高いのだろう。
優勝は、カロリナ・コストナーだった。GPファイナルは4度目の進出で、毎回メダルを手にしていたが優勝は今回が初めて。昨年左ひざを痛めて以来、いまだに3ルッツを試合で入れてないことについて聞かれると、「自分のプログラムは他の選手ほど内容のレベルが高くないと感じた。でも現実的にその時々で、できることを精いっぱいしなくてはならないから」と答えた。ミスを最小限に抑え、リンク全体を大きく使うスケーティングの質などで高い5コンポーネンツを得てSP、フリーともにトップを保った。
「一人でいるより仲間たちと一緒にいたほうが」(高橋)
男子は、高橋大輔がSPでコンビネーションジャンプを抜かすという大きな失敗をし、6人中5位からのスタートとなった。だがフリーでは、4回転こそ手をついたものの、残りをノーミスで滑りきった。ブルースのけだるいリズムに身を任せて、情緒たっぷりに魅せてケベックシティの観客からスタンディングオベーションを得た。
「これ以上は下がることはないと思って、フリーはリラックスして思い切り楽しみながら滑ることができました」
浅田真央のことに質問がおよぶと、「当人でなくては気持ちはわからない。次に会ったときにどのような言葉をかけてあげればいいのだろうかと悩んでいます。でも一人でいるより、仲間たちと一緒にいたほうがいい。試合には絶対に戻ってきてほしい。お母さんも、スケートが好きな人だった」と、日本チームのリーダー格らしい思いやりにあふれた言葉を口にした。
優勝したP・チャンよりも輝いていた、高橋大輔のフリー演技。
高橋は、フリー、総合ともに2位だった。
だが少なくともこの日のフリーに関しては、彼の演技は1位に値したのではないかと思う。
優勝したパトリック・チャンは、4回転を2回降りたが、どちらも着氷が乱れた。そして最後の3ルッツで転倒している。もともとチャンは、失敗しても立ち直りのうまい選手ではある。だがこの日のミスの入り方では、普段の彼の優れたスケーティングの持ち味が生かされず、全体の流れも途切れ気味であった。
解説者として会場に来ていた佐野稔氏は、「後半に入ってからの3ルッツ+1ループ+3サルコウが大きかった。普段やっていない3フリップ+3トウループも急遽入れた。この採点方式での勝ち方を知っている」と分析する。
だがあれだけのミスにもかかわらず、5コンポーネンツもわずかながら今回の高橋よりも高かったというのは、よくわからない。ジャンプミスはスケーティング技術には影響がなくても、5項目のうちパフォーマンスやインタプリテーションの部分では影響があるはずだ。
開催地がカナダではなく日本だったら高橋が優勝……。
高橋本人は、淡々とこの結果を受け入れた。
「パトリックはミス3つ、自分は1つでもまだ勝てないんだなと思った。それが今のジャッジの評価なんだな、と受け止めました」
もっとも今シーズンを通しての全男子でもっとも高い5コンポーネンツは、高橋がNHK杯で出したものだ。
「あれは(開催が)日本でしたから」と、高橋は謙遜して苦笑する。確かにどの試合でも開催国の選手に少し甘い目の点が出るというのは採点スポーツでは珍しいことではない。
「でもそれを言うなら、ここはカナダですよね」と私は返した。
この試合の開催地が、カナダではなく日本だったら高橋が優勝していたかもしれない。
だがそれを論じてみても不毛なだけである。ジャッジの顔ぶれと開催地など、不利なこともあれば有利なこともある。運も含めたすべてを受け入れてこその、採点なのである。そう割り切らないと、採点スポーツはやっていけない。
今回はこういう結果になったが、これで勝負は終わりではない。高橋がこのまま今季の残りも安定した演技を続けていけば、結果は必ずついてくるはずである。
日本チームの健闘を、浅田匡子さんも誇りに思ってくれるのでは。
一方17歳の誕生日を迎えたばかりの羽生結弦も、初出場のシニアGPファイナルで会心の演技を見せた。フリーでは出だしの4回転を軽々と成功させ、3アクセルも2回降りた。唯一、最後の3サルコウで手をついたが、観客は熱狂的な拍手を送り、総立ちとなった。
総合4位と健闘した彼は、本来まだジュニアGPに出ている年齢である。だが高橋に「ここでは羽生選手が素晴らしい演技を見せたので、自分は全日本選手権では今回以上の滑りをしないと勝てないと思った」と言わしめるほどの演技だった。
試合全体の感想を聞かれた羽生は、「ほとんどの選手が4回転を降りていて、みんなが笑顔で終わるというレベルの高い試合だった。その中でこれだけの演技ができたことを誇りに思います」と素直に喜びを表現した。
どの選手もそれぞれの立場から、自分にできる精いっぱいの演技を見せた。日本チームの健闘を、フィギュアスケートが大好きだった浅田匡子さんも誇りに思ってくれるのではないだろうか。
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何度読んでも大ちゃんの優しい言葉には感動させられます。。。
そして、あの素晴らしいFSがPちゃんより下だっていうのは
何とも理解しがたいです。
開催国ではその国の選手が優遇されるのが常…みたいなことが書かれていますよね。
大ちゃんも日本だと+の点数がもらえているんだって事を
大ちゃんなりに理解しているんだなって思いました。
だけど、Pちゃんのミスの多かった演技と大ちゃんの最初の4回転ジャンプでのお手つきとでの差がよくわからないです。
解説者の佐野稔さんが『この採点方式での勝ち方を知っている』
佐野さん『そこんとこ、もうちょっと詳しく言ってくださ~い!』って思っちゃうかな~。
動画主様、お借りします。
動画主様、お借りします。
動画主様、お借りします。
日本人選手だけですがEXの動画を貼っておきます。
凄く画像がきれいです!
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開催国の選手は、やっぱり有利なのでしょうか・・・。
ソチオリンピックがこわい。ロシアの選手がジャンプのミスがあっても、かなり有利かも。
モニターの前で動かなかった大ちゃんが目に焼き付いてます。まるで、2010年世選のFS後。得点を見た真央ちゃんのようで…
いくらなんでもあれはいけませんよね。あれだけミスを犯して加点にー3がつかないんですから、他の選手だったら遠慮なくついてるだろうと思うと腹正しいです。(決してPちゃんは嫌いではないんですが…)
ソチ…ありえてしまうんでしょうか?それまでに何とか公正なジャッジになってることを願うばかりです…
動画のご紹介有難うございます。
この楽しい動画を見れば、胸のつかえが取れますね(笑)
選手どおしはいつも和気あいあいでたのしんでますもんね!
得点はジャッジの采配であり選手は、優勝目指してひたすら頑張っているだけですもんね。分かってはいても、直後だとつい…(^_^;)でも、本当に楽しそうなみんなの姿を見て和みました♪
有難うございます!!